■プロフィール

しろるみ

Author:しろるみ
インテリアコーディネーター。
一級建築士。
主婦業のかたわら、建築設計の
仕事をしております。
***************
「靜水舎一級建築士事務所」の協力
のもと、工務店を通さない家づくり
に挑戦。2010年11月に完成
しました。
伝統工法は、日本の山の木を使い、
最後は土に戻る、分解して移築も
できる素晴らしい伝統文化です。
化学物質を含む建材は使用せず
アトピーやアレルギー症状の改善
にも効果があります。

伝統工法の家づくりに関する
ご質問・ご依頼はこちらまで↓
「靜水舎一級建築士事務所」
Email::mediatess@yahoo.co.jp
*************** 

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地球環境を考える家づくり
自然エネルギーの活用
化学物質過敏症に関するご相談
NPO法人「緑の家学校」

伝統工法の家づくり
関東近郊でも対応いたします
剱持工務店

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畳のはなし~国産畳
画像 061

我家の和室。
リビングに隣接する4畳半。
床下は収納になっており、段差は30cmです。
この段差、高齢になると少しきついようなのですが。。。
収納に使いたかったのと、腰掛け代わりにも使いたかったので、30cmを採用しました。


収納は、引き出しを作ってもらうと手間がかかり高くなるので、
蓋だけにしてもらいました。

画像 006
磁石でくっつくようになってます。




そして、畳のはなし。



現在、畳表の80%は中国産だそうです。

中国製のものは、日本製の何倍もの農薬を使っていると言われています。

まず、栽培時に農薬散布。
輸送時にも船内での虫対策。

しかし、国産とうたわれていても安心はできません。
中国のい草を日本国内で織って国産と表示する場合もあるそうです。



というわけで、せっかくの無垢の木の家に安いからと中国産畳を敷いて
そこから汚染物質がどんどん出てきちゃあ、たまりませんので
国産の産地が確かで安全なものを探すことに。


しかし、国産無農薬畳というは、ご承知の通り、高いのです



そこで、静水舎よりこんな提案が。

九州の、確かなルートから、低農薬の畳表(ござのようなもの)だけをなるべく安く仕入れる。

地元の信頼できる良心的な畳屋さんを探し、採寸、製作、敷き込みをお願いする。




そこで静水舎が発注してくれたのが、

低農薬、目積表、無染土(泥染めなし)

というもの。


目積表(めせきおもて)とは:
通常より目が細かい。縁なし畳によく使用される。
敷き詰めた時、空間の広さが際立つ・・・らしい。


泥染めとは:
収穫したい草を泥で染めること。乾燥を早め、変色を防ぐ。
近年は、泥染めの時点で着色、添加剤等の化学物質が加えられ、
問屋によってはさらに水生ペンキや水生ボンドで2重に着色し
草質の悪い部分を隠したりする。
泥の粒子は非常に細かいため、簡単には除去できない。


無染土い草とは:
染土、染料、その他コーティング剤などを使わず、一切処理を行っていない、
刈り取ったままのい草。
イグサの表皮脂分が残っているので、表面からの吸湿性が低くなり、
カビ発生→ダニ繁殖の確率が低い。
残存染土粉塵の飛散の心配もないので、ぜんそくなどの呼吸器系の病気や、
アレルギー症状がある方に安心。
短所は、つやがあるので滑りやすい。色やけの進度が少し早い。



つまりは、多少色が変わろうが、気にしないのであれば、
無染土のものがよさそうですね。

画像 064

画像 005

(余裕があれば)本当は縁なしの半畳畳にしたかったので、縁は目立たないながらも
ちょっと遊び心?のあるものを選んでみました。




さて、畳表はよいとして、それだけではいけません。

わら床も、もちろん国産のものが良いです。
台湾や中国製のものは、残留農薬や輸送時の防虫防カビ剤に問題があります。
最近は、スタイロ畳などもありますが、よいわら床を使うと50年でも100年でも
使用できるそうです。

ボード床は、安いといえど寿命が短い上に、不要になったら粗大ゴミ。

防カビ防虫シートを使用しないわら床ならば、全て自然のもの。

全て土に戻るので、環境にもよいわけです。







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材料 | 16:06:42 | トラックバック(0) | コメント(10)
木を包む~断熱材
DSCN3488.jpg

屋根一面に貼られた断熱材。
ふかふかしてあったかそうです。

静水舎おすすめの、ゼロホルマリン・リサイクルペット樹脂で接着剤などを使用しないものを採用。
80mmを敷き詰めました。
さらにその上に、遮熱シートも敷きこみます。


DSCN3590.jpg

壁にも、同じものをどんどん張りつめます。

さて、お気づきでしょうか??
ついこの間まで、落とし板壁が見えていたので、壁は横張りだったはず。。。


実は張りつけているところの写真を撮れなかったのですが・・・
落とし板の外側に、木摺り板(きずりいた)というものを縦にすき間なく張ってあるのです。

落とし板 → 木摺り板 → 断熱材

という順番に外側をどんどん包んでいきます。


横から見ると・・・

gaiheki.jpg
こんな感じ。

断熱材の外側には、中からの湿気は逃し、外側は防水するというシートを貼ります。
下見板という外壁で雨風は防ぎますが、万が一水が入っても、壁と壁の間のすき間から下に落ちるしくみです。

この壁のすき間は「通気層」といい、外壁の一番下から上端に向かって、湿気や熱い空気を
上昇気流にのせて出す役割もあります。

DSCN3614.jpg
シートまで貼ったところ。



ちなみに・・・
落とし板+木摺り板を2重にすることで、強度が増すのはもちろん、
防火構造としても認められています。



防火壁といえば、サイディングが一般的になってますが、
サイディングって、直訳すると、「下見板」または「壁板」なんですね!
本来の下見板と全然違う気がするんですけど・・・




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材料 | 13:12:38 | トラックバック(0) | コメント(4)
輸入材か国産材か
パイン、スプルス、米ツガ(べいつが)、米マツ(ベイマツ)・・・
一般的な住宅によく使われている安い材料です。

これらの輸入材は、日本のように高温多湿でなく腐敗菌も少ない
シロアリもいないような地域で育っている木材です。

これらを日本で土台として使った場合の耐用年数は、なんと

5年

との研究結果があるそうです。



さらに、最近よく聞く「ホワイトウッド」なるものは
実は、そのような名前の木はないそうです。

北欧、北米の製材された、色が白くて節(ふし)がない見た目はいいが
素性は不明だとか。。


天井裏などに使うために輸入されるようになったらしいですが。。

もしかしたら、建売住宅などには構造材として使っている部分もあるかもしれません。。
土台はもちろん、天井裏の梁は見えないし、柱も壁で隠してきれいなクロスを貼ってたら
何も見えません。完成させてから売っているので、何もかも隠せるんですから!


建てる側のモラルも問われますが、買う側も、
安さにひかれて飛びつかないようにしたいですね!

wood.jpg




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材料 | 16:27:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
集成材や合板を使わないわけ
木の家といっても、集成材をふんだんに使って、「木の家」です!!
と声高らかに宣伝広告しているハウスメーカーや工務店がたくさんあります。

(集成材だって、木でできてるんだから、「木の家」だろ?!という意見もありますが・・)



※集成材とは
無垢の木をうすーく切り、それらを接着剤で貼りあわせて柱や梁のような形にしたもの

※合板とは
集成材よりさらにうすーーく切った木を接着剤で貼り合わせたもの



有名ハウスメーカー、○○林○など、いかにも本物の木で作ります!というイメージ。(主観です)
まさか、木の家といってるのに、ほとんどが集成材だなんて・・・!(これほんと)
集成材に独自の名前をつけて、強度は無垢材の1.2倍!など、素人には
おおー!これは素晴らしい!と思わせる文句がならんでいます。

集成材でも木でできてるわけだし、強いなら別にいっか。

きっとほとんどの人がそう思うんだろうなー。

よく見ると、データでの集成材の寸法は105mm。
比較する無垢材の寸法も105mm。

我家の柱の寸法は、120mm。
150mmを使う部分もあります。
(伝統工法は金物でつないだりしないので、太い無垢材でなければならないのです)

実際にどんな寸法のどんな材料を使うかによって違うので、
本来は簡単に比較できるものではないのです。

集成材の家と無垢材の家では、どちらが強度があるかというのも
乾燥の方法や材料の寸法、柱の配置の仕方などなどで家によって違いますので、
一概には決められません。

いろいろ調べると、集成材のほうが強い!と言い切る人もいるようです。
集成材は、反ったり縮んだりしないので、狂いがでなくてよいとか。

無垢材は、天然のままですので、割れたりすることもあります。
しかしそれは見た目の問題だけで、強度には影響ないというデータもあります。


強度がそう変わらないなら、なぜわざわざ加工してまで集成材を作るのか?

ハウスメーカーなどは、全国一律の仕様で、大量生産、供給しなければなりません。
反りや割れがあっては、クレームの対象になりますから、接着剤でかためて、
木材にみたてたもので誰がどのように造っても大丈夫なように
材料自体を大量生産しているのです。

住む人のことより、建てて売ることを優先してるんでしょうね。






接着剤についても、大きな問題があります。

多くの接着剤の主成分からホルムアルデヒドが発散されます。


※ホルムアルデヒド:接着剤などから発散する発がん性もあるとされる化学物質。
          気温が上がるにつれ発生量が増える。
          (しかし国の指針では、気温23度の場合での計算値。
          この夏、気温39度!なんてところもあるのにどうなるんだ???)


使用を規制してはいますが、ごく微量はOKとされています。
F☆☆☆☆(フォースター)なので安心です!などといっても、それは

発がん性物質を少し含んでますけど気にしないでくださいね!」
といっているも同然?!

ひとつの集成材に微量に入っていたとして、家全体では果たして
どのくらいの量になるのでしょう。
柱や梁を集成材、壁はほとんど合板で作りました!
なんていったら、家全体から日々ホルムアルデヒドが発散されているというわけです。

逆にいえば、全く接着剤を含まない無垢の木に囲まれた家はどんなに空気がきれいで
気持ちがいいだろう?!ということです。

全て無垢の木で作った室内例
kitakaru.jpg


それが、外出時を除いたとしても1日12時間、1年で4380時間、この先30年で
・・・・・?!
と考えると、それだけで、病気になる可能性が低くなるような気がするのですが
いかがでしょうか。

しかも、最近は高気密住宅が主流ですから、24時間換気を設置しているという安心感もあってか
しょっちゅう窓の開け閉めをする家が少ないようです。
(掃除機をかける時も締め切ったままという話もちらほら。。)

ぜんそくやアレルギーなどを引き起こす原因になる恐れも。。。!?





そして、集成材や合板で作った家を建て替えなどで壊すとしましょう。
しかも、化粧シートやビニールクロスなども使っていたとしましょう。
これらの廃材を焼却する時には、多量のダイオキシンが発生してしまいます。


自分の建てた家が知らず知らずのうちに環境汚染を引き起こしてしまう・・・
そんなことも、できることなら避けたいと思うのです。。。




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材料 | 00:51:12 | トラックバック(0) | コメント(1)

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